専門店としての心構えとは!?
2017年01月05日
専門店としての心構えとは!?
ある旅人の話です。
ある街で、レンガを積んでいる3人の職人さんに出会いました。
旅人が1人目の職人さんに「何をしているのですか?」と尋ねると「見ればわかるだろ。レンガを積んでいるんだ」と、ぶっきらぼうに答えました。
2人目の職人さんに尋ねると「レンガを積んで壁を造っているんだ」と無表情で答えました。
そして、3人目の職人さんにも同じように尋ねると、彼は笑顔でこう答えました。「私たちは教会をつくっているのです。教会は町の人々を幸せにする大切な場所です。私はそんな仕事をさせていただくことができて、本当に幸せです」
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毎朝、朝から夕方まで一生懸命働く職人さん。
しかし、同じ職人さんでも、下請け職人さんは「俺たちは上(元請け)から指示された現場で働いている」という感覚。
一方、直営店の職人さんは「私たちを信頼してくれた大切なお客様のお宅で働いている」という心構え。どちらも一生懸命働くのですが、実は大きな違いがあります。その大きな違いとは「目的意識」です。自分たちは誰のために、何のために行うのか、という「目的意識の違い」です。
現実に、かつて昔の私たちもそうでした。下請け仕事だけをやっていた時代は、元請け会社から次の仕事も継続的にもらうために、少しでも元請けが喜ぶようにと考え、言われたとおりに仕上げておりました。お客様のためと思っても、指示されていないことは一切いたしませんでした。
しかし今は違います。私たち地元職人は、あなたの夢をかなえるために・・・
今年も、一生懸命。ただそれだけです